平成19年10月12日から14日の3日間、JMC(本部主催)では初の海外視察を行いました。訪問先は中華人民共和国遼寧省の南部に位置する大連市です。
大連市の概要としては人口約650万人で大連開発区には多くの日本企業が進出し、在留邦人は約1万人(登録ベースでは約4000名)もいるそうです。
また、同市は1990年代からIT産業育成に力を入れており、今回の訪問企業も、その流れの中で急成長を遂げた企業の一つです。
今回は全国からの参加ということで東京・大阪・福岡の各空港から直接宿泊先であるラマダホテル大連に集合しました。
ホテルから見た大連駅
2日目の企業訪問で訪れた先は大連信華信息技術有限公司。同社はソフトウェアパークといわれる大連のIT企業と理工系大学ではトップクラスの中国理工大学を始めとする有数の大学が集まる地域内にあります。
訪問に際しては楊帆総経理はじめ役員・幹部の皆様に親切に対応いただき、現在の中国の状況、同社と日本との関係等、非常に有意義な話を聞かせて頂き、また情報セキュリティの許す範囲で実際の設計現場も見学させて頂きました。
企業訪問終了後はマイクロバスで多くの日本企業が工場進出している開発区へ移動し、視察を行いました。
そして、夕方、同日訪問した大連信華信息技術有限公司の皆様と会食をしながら親睦を深めました。2泊3日の駆け足の視察でしたが非常に充実した内容で満足の海外視察となりました。
以下に大連信華信息技術有限公司の特徴・概略を記しておきます。
社名:大連信華信息技術有限公司(DALIAN XINHUA INFOTECH CO. , LTD)
業務:日本企業向けBPO(Business Process Outsourcing)、及びEPO(Engineering Process Outsourcing)等。
設立:1992年6月
資本金:8000万円
社員:約800名
認定:ISO 9001(品質マネジメントシステム)
ISO 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)
検索エンジンで"BPO EPO"と検索すると同社のウェブサイトが上位に出てきます。ご参考までに。
副総経理から説明を受ける一行